
SDA1942 「シニア親父のデジタル遊び」
VR,AR
今年2017年はAR(拡張現実)、VR(仮想現実)のスタートアップの年と記憶されるでしょう。おさらいで説明すると。
AR(拡張現実):現実に見えてる世界に3Dソフトで作られた物(動物でも、何かの道具でも)を現実の世界の机の上とかに、置く事が出来る技術で、ちゃんと高い位置の机の上や、低い床に沿って置く事が出来るのであたかも本物がそこに置かれているように見えます。ですから現実を拡張して余計な物まで見せてくれると云うことです。技術的には眼鏡を通してか、スマホの画面を通して見えてる空間を瞬時に3次元測定してそれに沿った3D画像を表示しなければならないので、かなり技術的に難しい事をやっています。現在眼鏡型の市販ではマイクロソフトのホロレンズ(Hololens)のみですが、来年以降いろんなメーカーが名乗りを上げてくるでしょう。現在ではコストも高く(日本では30万くらい)業務用が主のようです。
![]() マイクロソフトの ホロレンズ | ![]() ARを見ている状況、 もちろん裸眼の人には見えませんよ! |
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![]() マジックリープが開発者用に2018年に売り出すそうです、金額、仕様は2017/12では、不明? |
VR(仮想現実):一種の覗眼鏡で現実世界は遮断されて、別に映し出された映像空間にいるような錯覚を起こさせる技術です。要するに360°映像の世界に入り込んだ感じです。ゲームや別の世界を見るにはとっても魅力あるものです。2017年火付け役のOculus(オキュラス)Riftや販売を先駆けたHTC viveが有名ですがマイクロソフトがWin10のアップデートでこれに接続で使用できるMR(ミックスドリアリテイ:要するにVR,AR両方使用できると云う意味のミックス)のオーバーヘッドディスプレイ(OHD:頭にかぶるディプレイ)を協力会社ACER,富士通 等何社か発表していますが、2018年に競争の激化が予想されます。云い忘れましたがSONYのプレステVRが先駆けましたがSONYのゲーム専用です。個人的に購入を考えた時気を付けなければならないのは、現在進行形の技術ですので各社別々で仕様の統一が無いので全てのソフトを使えない事です。
![]() VRの先駆けで一般販売用OHD | ![]() 台湾のHTCメーカのOHD |
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![]() SONY PlayStation VRのOHD | ![]() マイクロソフト win10のMR(VR,AR)用各社のOHD |
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